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じゃっくんろーる!

アニメと食とファッション

永青文庫で春画を堪能。変わらぬ日本の18禁

アニメ・マンガ・ポップカルチャー

こんにちは!じゃっくん(@jacjac__jack)だよ〜

先日、文京区にある永青文庫で開催されている春画展に行ってまいりました。
実は永青文庫に足を運んだのは今回が初めてで、駅から案外距離があったので散歩に良い感じでした。

春画は以前大英博物館に足を運んだ際にあちらでも開催されており、入場しなかったのを強く悔やんでいたので、日本での開催はとても嬉しいです。

江戸川橋駅で下車して徒歩10分ほど。
途中で結構険しい坂を登ることになるので、バスで行くのがいいかもしれませんね。

いざ中へ

客層は幅広く、大学生風の男女から老夫婦、若い女性1人だけで来ている方もいらっしゃいました。
平日の夕方なのに人も多く、どの展示室にも人が詰まっている状態だったので、関心度の高さが伺えます。
中にはエレベーターもございますので、お年寄りの方にも安心です。

春画の事は今までは文字でしか知らなかったのですが、実際に絵の現物を見てみると想像以上に生々しくてびっくりしました。
ただ、描かれている人物が日本画のものなので、特に興奮する事もなく、むしろ「こういうもので興奮するものなのか。へぇ」とすごく客観的に見る事ができて興味深かったです。
感覚としては違う動物の生殖行為を眺めているものに近いです。

だからこそ、現代のエロ画像に抱くような嫌悪感無く閲覧することができるのかもしれません。

今の二次元エロ画像との違いは、おそらく「リアルタイムでこの現物でどれだけの人が興奮するのか」という認識と感覚の有無だと思います。
今でも春画に興奮を覚える人が多ければ、ここまで人は集まらないと思います。
あくまでも客観的に、鑑賞物として見ることができるという感覚が大切なのです。

そもそもなんで自分とは関係のないはずのエロ画像に嫌悪感を抱く人がいるのか。
これは、サル同士の性交に興奮する人に対して抱く不可解な感情と似ているのかもしれません。
つまり、エロ画像やサルの性交そのものに対して嫌悪感を抱いているわけではなく、それを通して見える、そのものに興奮を抱く人に対して嫌悪感を抱いているのだと思います。

さて、春画を眺めていると、結構「あれ!!?これ、チャレンジでやったところだ!!」的な感覚に陥ることがありました。
そんなチャレンジ的瞬間を以下ではご紹介させていただこうと思います。

じゅうかん

現代の漫画でよく見るのは、人外との性交シーンを描くものです。
モンハンとかね、フルフルとかね、そんな感じです。

こういった性的趣向は、豊かになった現代の普通のものでは満たされない心が作り出したモダンなものなのだと思っていました。
しかし、そうではなかったのです。

みなさんはおそらく日本史の授業で一度は目にしたことのあるはずの、「葛飾北斎」。
彼の天才的な感性は、時代を200年ほど超越していきます。
詳しくは下のリンクを見ていただけるとわかりやすいのですが、じゅうかんものです。
蛸と海女 - Wikipedia

江戸時代にじゅうかんものがあったんです!!
びっくりです。

しかもこちら、セリフもかなり生々しく、もう正直どこの同人誌だよってくらい擬音もファンタスティックです。
日本人ってやっぱすごい。

くんに

時代的に、昔はそんなに清潔ではなかったような気がしていました。
結構病気で亡くなる方も多かったですし、あまり不衛生なことはしないのかなと思っていました。

思っていたのですが、春画の中には結構舐めてる絵があるんですよね。
何を舐めているのかっていうと、男が女性のものをですよ!!
ええ!!!???
一体どういうことなんですかまったくもう不衛生ですよ。

でも結構あるということは、そこまで不衛生な行為ではなかったのですかね。

ちなみに、その逆の行為を描いた春画は、僕が見た範囲では一つもありませんでした。
これはちょっと不思議でした。

ゆり

昔は男色が結構普通だったというのは聞いたことがありましたが、女性同士というのはほとんど聞いたことがありませんでした。
しかし、女性同士というものもしっかり描かれているのです。

これがまた面白いのが、双頭の張り型を使っているところが描かれているのです。
昔からあったのですね、便利なおもちゃは。

他にもおもちゃを描いているものはあり、昔から結構色んなバリエーションがあるみたいでした。

文字入り

上で紹介させていただいた葛飾北斎のものもそうですが、近代に近づくにつれてセリフが書き込まれた春画が増えてきます。
現代のエロ漫画のルーツは決して春画ではないようですが、どの時代もより臨場感を出すために文字はふんだんに使ってくるのだなと感心しました。

永青文庫information

12月23日(水)まで。

さてさて、ネタバレはこのくらいにいたします。
みなさんも、是非とも現地に足を運んで楽しんできてください。
正直、予想以上に楽しかったです。

ではでは今日はこの辺で。
ば〜い!