読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

じゃっくんろーる!

アニメと食とファッション

若者がゆとりなんじゃなくて、老害がインターネット時代の思考形態の変化についてこれていないだけだと思う

別に僕はゆとり論がどうたらとか言う気はないけれども、とにかく一つだけ書いておきたいことがある。

今巷でやれゆとりがどうとか言われているけれども、それって全部悪いことなのかよくわからない。
現状をみてみると、「まあ、そういう風に育つでしょ。順応してるだけでしょ。あたりまえの反応でしょ」と思うことが、全てに対してではないがよくある。

とくに思うのが、「今の若い奴らは自分で考えようとしない。最初から答えを聞いてくる」とかいう意味のわからない愚痴。
これはちょっとズレてるんじゃないの?と思う。

どうして意味がわからないのかというと、だって大体のものにはセオリーや解法があるし、ましてや仕事の中の作業に関してはノウハウが蓄積されていて当然なのに、なんで共有しないのバカなの死ぬの?って思っちゃうから。
ただ、例えば新規の事業立ち上げとかそういうことになってくると話は変わってくると思うけど、ことはそんなに大きくないことでこういう話が上がってくる。

なんでなんだろうと思っていろいろ話を聞いてみると、どうやら一つ答えのようなものが見えた気がする。
それは、「若者が欲しい答え」と「クソゴミ老害アホ低脳(酷い)が考える答え」というものに差異があるな、ということ。

ゲームに例えると、
若者が欲しいのは、ダンジョンの地図。
老害が考えているのは、「若い奴はダンジョンの入り口と出口をくっつけて欲しいようだ」ということ。
これの違い、ゴミクソ老害以外だったらわかると思います。

で、どうしてこの考え方の違いが出てきてしまったのか考えると、多分インターネットへの慣れ親しみ方の違いなんですよね。

例えば僕たちは「どこかへ行こう!」と思ったらインターネットで経路を検索して、いろんな選択肢が出てきた中で自分で選択をして最適な経路をたどります。
また、「何かを買おう!」と思ったら、これもまたインターネットで検索をして、いろんな口コミや他の選択肢を比較検討しながら最適なものを購入します。

このように、まず、入り口から出口(目標)までの経路をおおまかに把握した上で、その中にある複数の選択肢を自分で編集し、最適なルートを経由して答えにたどり着く癖が付いています。
決して入り口と出口をくっつけて何も考えないで答えを得ようとしているわけではないのです。

反面、時代についてこれていない人たち(若い人の中にも実は結構いる)は、こういう新しいライフスタイルに全く触れていないですし、「(メニューもオススメも見ないで)とりあえず生!ウェイ!」な思考回路なので、若い人たちの思考が全く理解できないのでしょう。
まあ、右を見ても左を見ても本くらいしか参考にできるものがなくて、非効率的にすでにトンネルが空いている山にもう一度始めからトンネルを掘る作業をしていた人たちにとっては難しいのかもしれません。

これがその思考の違いの結果かわかりませんが、事実、「ゆとり。使えない奴。」と言われていた僕の後輩に、作業の全体像と手法を教える方向で接した結果、素晴らしい仕事ぶりを発揮してくれたことがあります。
この「作業の全体像と手法を教える」ことは、「攻略本をあげる」ような感じをイメージしています。

というか、出口までの全体像と手法・選択肢を教えないで「ほい、やっといてね」って雑すぎますよね。
「個人の考えを尊重。個性の発揮!」とは最近よく聞く言葉ですが、これってすごく便利な言葉。
つまり「個性を尊重するから、俺は全体像とか手法は教えないぞ!だってお前にはお前の全体像を作らせてあげたいからな!」っていうスタンスをとっておけば、実は全体像・手法を知らないから教えられないだけのことでも偉ぶれますもんね。たはは。

ただ、こういう人の出現も、世代間の思考形態の差異に潰されてしまったかわいそうな結果なんだと思います。

さて、多分今後こういう「事前に全体像と選択肢を知ってから超スピードで作業をこなす」系の若者はどんどん増えてきます。
インターネットが存在するのが当たり前の環境で育ってきた人とそうでない人の思考回路は、もはや別の文化圏の人くらいの違いがあるはずです。
そんななかでやっぱり大切なのは、攻略本をあげることなんだと思うんですよね。

攻略本にはいろんな情報が載っています。
ダンジョンの入り口から出口までのなかに、大きなより道をしないとたどり着けない宝箱があるかもしれません。
寄り道をするかしないか、そこにも選択肢が生じます。

決して何も考えずに入り口と出口を繋げようとしているのではなく、内容を知った上で最善解を得ようとする行動が当たり前の世界で育ってきたから、実生活の場で同じことをしているだけなんです。
そして、少なくとも多くのことには蓄積されたノウハウや事例があるはずなんです。
そういう攻略本的なものを少しでも若い人に教えてあげて欲しい。

その教え方はいろんな形式があると思います。
僕がベストだと思うのは「俺の背中について戦場を一緒に回るぞ!ほれ、ちょっと真似してみろ!」系の教え方。
自分の成長にもなりますしいいですよ。
時間がないのはみんな一緒ですけど、部下が成長すれば自分は楽になるので、投資していきましょうよ。

これからの思考回路の変化についてこれない人は、もういろんなところで使い物にならない錆びた鉄の塊になってしまうと思います。

僕も例外ではなく。

ではでは今日はこの辺で。
ば〜い